>赤田敦

> 権利はどのような感情に由来するか 他人の苦痛や快に対する想像力である どれほど認められるかはわからないが、わたしはこのような発想をわりと信じている。 また、論証も説得もできないが、わたしは権利に関する事態をおおむね以下のように理解している。 他人の苦痛・快と未来の自分自身の快・不快は似ている。どちらも想像のなかにしか無いから。 未来の自分の快を招き、未来の自分の不快を避けるように行動できる人は、その能力を他人のために行使することもできる。 権利とはこの能力の行使を制度化したものである。